営業マン・ランキング
(1) 営業マン帰社時間ランキング
| 部署名 | 仕事内容 | 平均記者時間 |
|---|---|---|
| 海運航空保険部 | 海運航空保険に関する事務 | 17:00 |
| 総務部・人事部 | 給与事務・採用 | 17:30 |
| 営業(個人営業) | 個人を対象とした営業 | 18:30 |
| 営業(法人営業) | 法人を対象とした営業 | 20:00 |
| サービスセンター(事故対応部署) | 事故の対応・保険金支払い事務 | 20:00 |
| 【番外】コールセンター | 電話による事故受付 | ー |
※インタビュー調査より
保険会社の窓口は、通常9~17時で営業しています。電話が通じるのもその時間内のみで、それ以降は電話も留守番電話に切り替わり自分たちの抱えている仕事の事務処理に費やされます。
やや聞きなれない名前の海運航空保険部という部署は、船や飛行機の保険を担当している部署です。船や飛行機には、運行に際して大きな危険が伴うわけですか ら当然大きな保険金が掛けられています。ところが、船や飛行機というのは一旦日本を出発すると保険の内容を変更したりすることはあまり多いとは言えませ ん。
したがってこれらの部署では毎日の業務量がそれほど多くないため、平均帰社時間も定時ぴったりになることもあるほどです。このような部署に異動になれば、自分の時間が欲しい営業マンにとっては天国のような部署とも言えます。
一方で、一般的に地域に密着した営業店では、営業時間内はその地域に住んでいるお客様が窓口を訪れたり代理店がたずねて来たり、代理店や契約者からの電話 対応に負われています。したがって、内部の事務処理に集中して作業ができるのはそれ以降の時間になるため、平均の退社時間が18:30くらいになってしま います。
これに対して、法人を対象とした営業部署では、営業マンは昼間の営業時間内はほとんどオフィスにいることはありません。得意先の法人を尋ねて、その会社にとって必要な保険を提案し、新規の顧客獲得のためにあちこち走り回っているのです。
企業に対して保険商品を提案するには、相手に納得し満足していただけるような企画書や提案書を提出しなければなりません。企業にとっては、掛け捨ての保険 とは資産として価値のあるものではありませんし、万が一の危険のために備えておくものなので、できるだけその経費を削減し、かつメリットのある保険に加入 したいというのが本音です。ですから得意先の企業に対して損害を与えないためにも、意味のある保険を提案するために、営業マンたちは営業時間が終わった後 に提案書の作成をしているのです。
この提案書の作成は個人向けのものに比べてはるかに複雑で難しいものです。その作成のために多くの時間を割いているのが法人向けの営業部署なのです。
また、2位にランキングした総務や人事等といった部署は、1ヶ月の中でも忙しい時期とそうでない時期があったり、季節によって新入社員の採用や社員の異動 の時期には忙しかったりと、繁忙期とそうではない時期の差が大きいのです。ですから、平均で17:30の退社時間となっていますが、時期によっては一般の 営業社員よりも遅くなってしまう時期もあれば早く帰れてしまう時期もあるということで、平均すると上記のような時間帯になっています。
番外編でコールセンターをランキングしておきましたが、損保の事故受付コールセンターは24時間365日営業が一般的です。もちろん一人の職員が24時間 続けて仕事をしているわけではありませんが、休みのないコールセンターを運営するには交代で多くの人たちが仕事をしています。
万が一の事故に遭ったときに電話がつながらなくてはいけないわけですから、常にお客様のお電話を受け付けられる態勢でスタッフが電話を待っているわけで す。もちろん深夜であっても例外ではありません。ですから、夜に出勤してきて夜通し深夜中、受付業務をしているスタッフがいますので、彼らが退社するのは 朝方ということになります。
(2)営業マン・サボり方の定番ランキング

注)インタビュー調査より
まず、最も多いのは『喫茶店でくつろぐ』というものです。営業マンは、常に重い資料を持って歩き回らなくてはいけません。したがって、足が棒のように疲れ てしまうことも多々あるのです。そんな時は、少し余裕を持って会社を出て、誰の目にも触れないようなところでゆっくりとコーヒーでも飲んでくつろぎたいも のです。学生の頃は気にならなかったような喫茶店が、楽園のように見えることさえあるようです。
次に多いのは、『公園で寝る』というサボり方。ほとんどの損保会社の本社は東京の都心部にありますが、都心部というのは意外と大きな公園が数多くあるもの なのです。昨日夜遅くまで飲み会をしていた翌朝などは、もっと寝ていたかったのに定時に会社へ出勤したとしても、外回り営業という名目で外に出てしまえ ば、大きな公園で寝ていても会社の人は誰も知らないはずですし近くを通りかかることさえありません。公園で寝て仕事をサボるのはまさに天国です。
3つめは、『学生時代の友人と一緒にランチをする』というものでした。一旦学校を卒業してしまうと学生時代の友人とはなかなか顔を合わせる機会がないもの です。週末といっても忙しいサラリーマンは、付き合いで仕事の後のアフター5に飲み会が入ってしまったり週末も家族サービスで忙しく友人と会えなかった り。。というのが一般的ではないでしょうか。
そこで、せっかくの外回り営業で得意先企業を回ることができるのですから、得意先企業の友人を誘ってお昼を一緒に食べに行き少し長めの休憩を取ってくつろいだりする営業マンがいるのです。
どうせなら接待ということにして会社の経費で食事代を支払い、友人と楽しいひとときを過ごすなんて、営業マンをやっているからこその役得でしょう。
なかには、得意先でいろいろな話をしているうちに得意先で親しい友人ができてしまったという営業マンもいました。
営業部署に属する女性社員のほとんどは内部事務をしているのですが、ときどき上司に頼まれたり同僚の男性総合職に頼まれて外出しなければいけないことがあ ります。たとえば、普段お世話になっている代理店へのお礼やがんばって売上を伸ばしている代理店への激励で、商品を差し上げることがあるわけです。
そのような場合は、営業部署の女性社員に買物を頼むことが多いため、女性社員は喜んで出かけて行くのです。というのも、仕事で買物をするついでにデパート で自分のものも買って来たり、以前から気になっていたものをついでに見て来たりなど、会社に拘束されているわけではないので自由が利きます。
『デパートで買い物』をすると答えたのは女性に多いのですが、男性社員でも、家族や彼女へのプレゼントを見に行ったりすることもあるようです。
もうひとつあったのは、『外部研修を受講する』というものでした。社内研修の場合は会社の人がたくさんいるのでサボっていると見つかってしまうという危険 がありますが、社外研修であれば出席さえしていれば何をしていても誰も監視していないという気楽さがあるようです。
せっかく高いお金を支払って外部研修を受講するわけですから、必ずしもサボってばかりいるわけではありませんけど、緊張感を捨ててリラックスして参加できるのは外部研修ならではということでした。