保険トラブルランキング

※ランキング順位は前後する可能性あり

保険にトラブルはつきものです。事故を起こして、加害者と被害者がいてお互いの言い分が異なったり、保険会社が認定する額と被害者が請求する額が異なったり。

トラブルは日々絶えないものですが、その中でも特に多いというトラブルについてランキングしてみました。
まず、契約関係でよくあるのは『契約の条件を変更せずに対象にならない人が運転をしていて事故を起こした』という場合。これはもう保険会社としてもどうし ようもなく、契約者がどんなに粘っても保険会社は保険金を支払ってくれません。良くても、せいぜい何か解決のためのアドバイスをしてくれる程度でしょう。

ですから、私たち契約者は自分の自動車保険の契約でどの範囲の人が運転でき、どのように変更すれば誰が運転できるのかを日頃から正しく認識しておくことが大切なのです。

次に多いのは、車両保険に入っていればどんな事故でも対象になると思っていたのに保険が支払われなかったという内容。これは、車両保険の『車対車+限定A』特約を付帯していたのにその意味をきちんと理解していなかったために起こるトラブル。

特約というと、グレードアップするために付帯するものを想像しがちですが、自動車保険では保険料を安くするために特約をつけることもあるのです。自分の保 険ではどんな事故が補償されないのか、補償されるものだけでなく補償されない事故を具体的に覚えておく必要があります。

次は、契約関係のトラブルで継続のし忘れによる等級の無効です。通常、満期管理がきちんとできていれば1日の間もなく自動車保険契約は継続するものです が、ついうっかりそのことを忘れていたり、たまたま長期の出張で手続きし忘れたような場合などがこれに当ります。

毎年事故を起こさず継続していると、約12年間で最大の割引率に達します。

ところが、うっかりが原因でそれがすべて失われてしまったら、誰かのせいにしてしまいたくなる気持ちもわかります。でも、保険会社も代理店も、あなたのミスに対しては責任を取ってくれませんので充分注意が必要です。

事故に関するトラブルとして、示談交渉のもめがあります。通常、事故が起こると当事者の責任の割合は、過去の判例等に基づいて判定されます。過去の判例 は、通称赤本といわれる本に細かく記載されていて、これは大型書店などへ行くと一般に市販されているものです。ところが、当事者はお互いに自分が被害者だ という意識が強い場合などは、責任割合の認定で交渉が非常にもめるケースがあります。

保険会社の担当者は、契約者であっても赤本の判例に基づいて判断し相手方の保険会社の担当者と折り合いをつけますので、契約者がその責任の程度に不満があ るような場合などはなかなか示談を成立させることができず、示談が難航することもあるのです。これは複雑な事故になればなるほどその傾向が強くなります。

示談の難航とも絡みますが、ケガ人があるような事故の場合だと通院費の認定についてももめることがあります。通常、相手のケガについては120万円を限度 として自賠責保険金が支払われますが、自賠責保険の認定基準は、被害者の歩行が困難で公共の交通機関がない場合に限ってタクシー等の利用を認めているので すが、被害者としては何としてもタクシーの利用を認めさせたく、そこで担当者ともめてしまうことがよくあります。

事故に遭って不愉快な思いをしている上に、さらに保険会社の担当者などともめるということは、私たち契約者としてもぜひ避けたいものです。トラブルのないように、安全運転を心がけたいものですね。