<4>古さ
※2004年9月 各社ホームページ調べ
従来からある、いわゆる財閥系損保会社のなかには100年以上の歴史を持つ古い保険会社があります。
たとえば、設立年の古さで第2位の損保ジャパンは、1887年〜1943年までの6社の統合によりできた安田火災と、1911年〜1944年までに3社が統合してできた日産火災、そして1950年に設立した大成火災という、3つの保険会社が合併してできた会社です。
ですから、100年以上の歴史といってもその間にさまざまな変遷を経て現在に至るわけですが、100年もの昔から自動車保険が存在したわけではありませんでした。それは当然です。だって、1880年(明治13年)ごろから車が存在したわけではありませんし、その後車が庶民の間にも普及してすぐに自動車保険なるものが登場したわけではありません。
ですから明治時代の損保会社は主に火災保険が中心でした。会社名も○○火災保険という名称から、つぎに海運などの船の補償をする船舶の保険が登場して○○火災海上保険という名前になり、自動車保険が開発され発売されるようになったのは保険会社の商品としては最近になってからなのです。
ここ数年の業界再編で、大手の損保会社の統廃合が著しく、以前とは全く異なる会社名になってしまい、○○火災でもなく○○海上火災でもない会社名になったため、もともとどこの保険会社だったのかさえ想像がつかなくなったような保険会社もたくさんあります。(これらは後に詳述します)